Q：まず、熱中症とは？

A：熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節 機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。

屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、 救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

Q：具体的な症状は？

A：日本救急医学会では症状を重症度によって3つに区分しています。

Q：対策は？

A：対策としては環境に応じて様々な対策がございます。

室内

・扇風機やエアコンで温度調節を行う

・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用

・室温をこまめに確認

・暑さ指数（WBGT値）を確認する→https://www.wbgt.env.go.jp/

実際の数値を確認する事で実感していない状況でも意外に危険度が高いと認識できます。

屋外

・日傘の利用、帽子の着用

・日陰の利用、こまめな休憩

・天気の良い日は日中の外出をできる限り避ける

・日焼け止めを塗る

体の蓄熱を避けるために

・通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する

・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす

また、市販や薬局で販売している経口補水液の活用で効率よく水分摂取、塩分摂取を行いましょう！

以上がQ＆A集となります。

他にも分からないことがあれば、お近くの中央薬局グループでお答えします！

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

中央薬局　広報委員

参考資料：

厚生労働省HP熱中症予防のための情報・資料サイト：https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/index.html

環境省HP熱中症予防情報サイト：

https://www.wbgt.env.go.jp/